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踊りと所ジョージ

所 ジョージ(ところ ジョージ、英語表記:Tokoro George、本名:芳賀 隆之(はが たかゆき)、旧姓:角田(かくた)、1955年(昭和30年)1月26日 - )は、日本のシンガーソングライター、お笑いタレント、俳優、司会者、ラジオパーソナリティー。ティヴィクラブ所属。身長172cm。血液型はO型。東京都世田谷区在住。
目次 [非表示]
1 概要
1.1 芸名の由来
2 芸能活動
2.1 ミュージシャン・音楽面
2.1.1 楽曲の特徴
2.1.2 その他、音楽に関して
2.2 タレント業
2.3 俳優・声優業
3 創作活動
3.1 雑誌
3.2 発明、デザイン等
4 生活・思想
5 趣味・趣向
5.1 自動車
5.2 その他の趣味
5.3 世田谷ベース
5.4 世田谷ベース夕張出張所
5.5 沖縄ベース
5.6 山中湖ベース
5.7 八王子ベース
6 他の人物との関係
7 作品
7.1 ディスコグラフィー(シングル)
7.2 ディスコグラフィー(オリジナルアルバム)
7.3 ディスコグラフィー(ベスト盤)
7.4 他のミュージシャンへの楽曲提供
7.5 未発売曲
7.6 著書
7.7 ゲームソフト
8 現在の出演番組
8.1 レギュラー番組
8.2 単発・不定期番組
8.3 ラジオ番組
9 過去の出演番組
9.1 バラエティ番組
9.2 インターネットテレビ
9.3 テレビドラマ
9.4 声の出演
9.5 ラジオ
9.6 映画
9.7 CM
10 脚注・出典
11 外部リンク
概要 [編集]

埼玉県所沢市出身。市内のこひつじ幼稚園、南小学校、南陵中学校、小平市の錦城高等学校を経て、拓殖大学商学部に進学するも学費納入の手続きを忘れ、学費未納として除籍される。「シンガーソングコメディアン」を自称し、ミュージシャン・コメディアンとして芸能界デビュー。その後、日本を代表するタレントとして複数の冠番組を持つ。その他、俳優・声優・司会者・ラジオパーソナリティ・ディスクジョッキー・作家・コピーライター・ゲームクリエイター・発明家、また少年ビッグコミックにおける漫画家としての連載など、様々な活動を行っている。
芸名の由来 [編集]
芸名の「所ジョージ」の由来は、出身地の所沢市と柳ジョージをモチーフに宇崎竜童によって「所沢の柳ジョージ」という意味で命名された。[1]タモリは「所」「とっころさん」、ビートたけし、坂崎幸之助からは「所」、伊東四朗は「ジョージ」「とこちゃん」、明石家さんまは「所ジョージ」とフルネームで呼ぶこともある。
芸能活動 [編集]

ミュージシャン・音楽面 [編集]
拓殖大学に入学するも1度も授業に出ず[2]、2年生に進級できなかったため音楽の道を志す。程なくデモテープが「面白い」と北島肇プロデューサーに認められて音楽業界に入る。ダウン・タウン・ブギウギ・バンドのボーヤとして、東京・渋谷にあったライブハウス「ジャンジャン」で前座を務めていた。もう一人の河原崎直彦プロデューサーがダウン・タウン・ブギウギ・バンドも手掛けていた関係で宇崎竜童と出会い、前座で出演するに当たって「所ジョージ」と命名された。ライブ会場では小遣い稼ぎのために勝手に宇崎のシールを作って売ったり、ステージ上では「どうせ誰も聞いていない」との理由で餅を焼いて食べる等していた。人前で歌ったことがない状態からボーヤを経て、1977年7月に『ギャンブル狂想曲/組曲 冬の情景』で、シンガーソングライターとしてデビュー。
1980年代前半は、CBSソニーの新人登竜門の新宿ルイード等でしばしば営業活動を行っていた。楽曲等の演奏は殆ど無く、主にしゃべり+ギターの流し芸人スタイルであった。大手との契約があったこの頃より、客を軽視するバカ芸風が確立された。
1998年、フジテレビの番組『MUSIC HAMMER』の企画としてシングルCD『「ミュージック・ハンマー」オリジナルサウンドトラック“トンカチ”』をリリース。このCDでは同番組で所と共に司会を務めた坂崎幸之助、篠原ともえも参加している。
1999年には明石家さんまの人生を描いた曲『明石家さんまさんに聞いてみないとネ』をリリース。この企画はさんまが司会を務める『さんまのまんま』(関西テレビ)に所が出演したことをきっかけに生まれた。この曲にはさんま本人とゲストとしてたまたま通りがかった工藤静香も参加している。プロモーション・ビデオは多忙なさんまと所の2人のスケジュールが取れないため、レコーディング風景の映像をそのまま使っている。記者会見では「ライバルはGLAY」「目標は売り上げ5000万枚」「NHK紅白歌合戦出場を狙う」などと言っていた。なおアルバム『洗濯脱水』には『明石家さんまさんに聞いてみてもネ』という曲も入っている。
2002年7月には、女性フォークデュオ「素一(すっぴん)」のシングル「白い月」で初めて他のアーティストのプロデュースを行った。シングル「白い月」は2002年7月24日に発売され、収録されている「白い月」「治療」「ガンバレ」 の3曲の作詞・作曲も所が担当している。
2004年9月、男性フォークデュオ「コブクロ」とともに「トコブクロ」を結成。所がイメージキャラクターとして出演した缶コーヒー「ワンダ モーニングショット」(アサヒ飲料)のテレビCMのイメージソングを制作した。2004年9月29日には、マキシシングルCD『毎朝、ボクの横にいて。』として発売。
そのほかにも、NHK『みんなのうた』では、1989年には「背中でツイスト」、1999年には「歩いてみっか!」を歌っている(前者は所の歌では未発売。但し中尾隆聖、柳田ヒロ、赤坂東児らがカバーしたものがCD発売されている。後者は所の歌でCD発売)。なおこれらの曲について、前者ではアニメキャラクター、後者はCGキャラクターとして、映像に登場している。
2006年には、エイベックスより、アルバムを1枚リリースしたり、山本譲二との「譲二さんと所さん」名義でコラボレーションシングルをリリース。山本との競演に関しては、「この異色ユニットでNHK紅白歌合戦に出たい。」と望んでいたが、取り下げられてしまった。
2010年3月、アルバム『コケコッコゥ!!七色の声色』をリリース。八代亜紀、奥田民生、トータス松本、GO!GO!7188、ビートたけしとおぼしき声が聴こえるが、所は「最新技術を駆使して私の声を七色に変えている」と言い張っている。
楽曲の特徴 [編集]
自らのレコード・CDは遠慮のない表現やパロディ等のため、かつてはすぐ廃盤になったり、発売されなかったりする事が多かった。シングル『まったくやる気がございません』のイントロでも「滅多に売れた事のないと言う(以降省略)」と言っており、20周年記念アルバム『カニバーサミー』を出演番組で宣伝した際も「(自分の歌は)どうかしてる。売れないわけだ」とコメントした。しかし、デビューアルバム『現金に手を出せ!!』はオリコン最高位33位を記録し、シングル『寿司屋』はザ・ベストテンで、20位より下のかなり低い順位ではあるがランクインしたこともある。
基本的にコミックソングが多いが、業界の中では宇崎竜童や奥田民生などから高い評価を受けており、レコーディングに大物ミュージシャンや森高千里などの意外なゲストが参加することも多い。友人であるアルフィーの高見沢俊彦は、『新堂本兄弟』(フジテレビ)に所がゲスト出演した際に「こいつ天才なんじゃないかな」と語っていた。音楽業界において唯一無二の存在であるが、「一人だとその分野は盛り上がらない」と、自分の後に続く者が現れないことを嘆いてもいる。
パロディに関しては、若手の頃から所の楽曲作りにおいて欠かせないものとなっている。ロックやバラード、テクノやレゲエ、演歌、民謡、民族音楽、童謡、軍歌に至るまで、ジャンルにとらわれない実に幅広い曲作りをしている。
レコーディングされたもっとも短い楽曲は、「スブタ」という曲(『ホング・コングの逆襲』『史上最大全集しょのいち』収録)。歌詞が12文字、演奏時間が5秒の作品。よくバラエティ番組で披露されることが多い。『どっちの料理ショー』(読売テレビ)や『SMAP×SMAP』(関西テレビ・フジテレビ)で紹介されたこともある。
NHK『スタジオパークからこんにちは』出演時[3] に「♪梅雨時に元気なのはーカタツムリー元気なのに遅い」(「かたつむり」という曲。『安全第二』収録)という、大抵の人が聞いたら呆れる歌(所本人が発言)を歌った際、住吉美紀アナが曲を聴いて生放送中に感動して泣きだすハプニングがあり、所が「あなたどういう感覚してるんだろう」と驚いていた。
コミックソングを歌う反面、心に染み入る歌や哲学的で深い内容の歌も数多く歌っている。音楽評論家の萩原健太は、2009年2月17日放送の『誰も知らない泣ける歌』(日本テレビ)において「僕は所さんの歌が大好きで、本当に良い曲多いんですよ。日本で一番過小評価されているシンガーソングライターだと思います。」と評している。その日、所が自分の歌で一番好きだと言っているという「ご自由にどうぞ」(『洗濯脱水』収録)が「娘への愛にあふれた歌」として紹介された。
その他、音楽に関して [編集]
1998年に『LOVE LOVEあいしてる』(フジテレビ)に出演した時、吉田拓郎の楽曲を色々貰ったので、お返しに「『ラクダの商人』あげる」と所の楽曲をプレゼントしようとすると、吉田から、「いらない」とあっさり断られた。なお、貰った楽曲のうちの1曲は、所が歌詞を付けて、翌年に発売したアルバム『洗濯脱水』に「恋の唄」のタイトルで収録されている。
ギターで3カポを多用するため、3フレット分ネックをカットしたギターをオーダーメイドした。ボディの裏側に大きく「TURBO」と書かれていたため、「ターボギター」と呼ばれていた。後に井上陽水にこのギターをプレゼントした際、陽水はネックの短さに驚いている。この経緯については『LIVE 絶滅の危機』に、所本人が語っている様子が収録されている。
宝くじ・ミスタードーナツのCMやいくつかの看板番組では出演するとともに、テーマソングを作詞・作曲し歌っている。『世界まる見え!テレビ特捜部』(日本テレビ)におけるラサール石井の証言によれば、出演料だけでなく、別途作詞・作曲料も請求している。この件に関して、所本人は否定せず苦笑していた。ただし、所とのCM契約終了後も使用されていることがあり、真偽は不明。
音符を書いて譜面を書く事が面倒臭いのと、とっさに別荘に五線紙がない場合もあるため、歌詞の上に文字で音階を書いて譜面代わりにしている。
投稿者 阿波踊り 19:33 | コメント(0)| トラックバック(0)
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